カジュアルにダッフルな気分【YAECA LIKE WEAR DUFFLE COAT】

こんばんは、Yoheiです。

日中は寒さが少しだけ和らいだような気がした今日。
こんな日はしっかり防寒じゃなくて、ダッフルコートをサラッと羽織ってお出掛けしたいなぁと思ったのでコーディネート。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT
YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

YAECAのミリタリーウェアーライン『LIKEWEAR』から定番でリリースされているダッフルコート。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

コットンリネンのざっくりとした一枚仕立てのメルトン生地。
トグルボタンは3つだけで、膝までしっかりとあるロング丈のバランスがスッキリといい感じ。
ダッフルコートって一見重たく見えそうですが、実は裏地もないので意外と軽く羽織れちゃうんですよね。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

そんなダッフルコートに合わせたアイテム。
インにはREMI RELIEFのキレイ過ぎない古着っぽさのあるスウェット。
パンツは明るくい色落ちが丁度良いCIOTAのテーパードデニム。
DECHOとEBETTSFIELDのコラボレーションデニムキャップ。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

キレイ目や上品なスタイリングも良いのですが、ちょっと春を意識して、アメカジなスタイリングにしてみました。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

スウェットの色使い、デニムをジャストのサイジングで選んだのが、カジュアルになりすぎないポイントだったりします。

冬と春、うまくミックスさせて今の季節だけのコーディネートを楽しみましょー。

YAECA (ヤエカ) LIKE WEAR DUFFLE COAT

Coordinate item
DECHO (デコー) × EBETTSFIELD NEGRO BALL CAP -WE-
REMI RELIEF (レミレリーフ) SP加工裏毛 BIGサイズクルー
CIOTA (シオタ) インディゴ スビンコットン 13.5oz テーパードデニム ミディアムブルー

New Brand!! 『REMI RELIEF (レミレリーフ)』

GWも間近になってきました。
そろそろ気候的にも暑すぎず、寒すぎずの快適な気候に。
そんな時活躍するのがTシャツ、ロンT、スウェット、パーカー・・・
ですよね。

ということで、先日紹介した『CAL O LINE(キャルオーライン)』に続き、
今日はこちらも今季から新しくCotyleに仲間入りしたブランド
『REMI RELIEF(レミレリーフ)』をご紹介します。

 
『REMI RELIEF(レミレリーフ)』

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デザイナーは後藤 豊氏。元々アパレルメーカーで企画・生産を担当し、自分の好きな世界観を、自分の納得のいく形で作るために独立2007年にブランド『REMI RELIEF』を設立、2008年の春夏よりスタート。
ブランドネームは『Remix=ミキシングし直す』と『Relief=取り除く』という言葉を組み合わせた造語です。
ひとつひとつの工程に想像、工夫を付け加えながら余分な物は取り除き、省いていく結果「良い物」がうまれるという“MEISTER”の思想がブランド名の由来。
コンセプトは『HIGH QUALITY OF LIFE』
量では無く「質」という思いを基に、糸、撚糸、編み立て、プリント顔料、加工と全てを拘りながら、無駄を省いた「究極なアメリカンベーシック」を追求しています。
また後藤氏が様々なファッションを通じて、最もインスピレーションを受けた服が古着。1960年代の古着やヴィンテージの洋服の味を再現すべく、染めや加工に独自の方法を施し、それでいて『今』着ていてもカッコいいものになるよう、
古着には無い現代的なシルエットやサイズ感に落とし込み、アレンジすることで『古着の良さを知る大人』から『古着を通ってきてない若い人たち』にも愛される存在感のあるアイテムを作り出しています。

 

『MADE IN JAPANと自社工場』

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『染め』や『加工』にこだわる中でその生産をすべて日本で行っているのも『REMI RELIEF』の特徴。
最新の機械や技術が導入されている中国、また自分の好む古き良きヴィンテージなどのアイテムを生み出したアメリカやヨーロッパではなく、日本なのか・・・
その理由は『水』
インディゴ、染め、加工などの、すべての工程に『純度の高い水』は必要不可欠で、ダメージや染め、色褪せ感などの加工をコントロールするにあたり、色々な化学反応を起こしながらその加工を施していくのですが、
日本以外の国の水だと不純物が多く、化学反応のコントロールが難しく、理想とするこだわりの加工ができず、不純物の少ない日本の水が適しているという事で日本で生産を行っています。
またこだわりの加工法などを行うにあたり、日本にある今の工場ではその当時の加工法を行っているところが無く、自分のやりたいモノづくりを徹底的に行うため、岡山県の児島に自社の工場を作りました。

 

 

『染めへのこだわり』

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そんな自社工場によって生み出されているレミレリーフのアイテムたち。
では実際に他とは違うどのような染めや加工が施されているのでしょうか。

まず染め、洋服の染め方も現代では赤、青、黄色の3色を混ぜてアミノ酸と原子結合させる『反応染料』が主流。
ただ反応染料によって染められた洋服は色が落ちにくく、また無理に落とそうとすると生地が薄くなったりとダメージが激しいため、古着本来のフワフワした風合いが損なわれます。
なので、反応染料ではREMI RELIEF。そこで1960~70年代に行われていた硫化染料や直接染料に固執。色落ちが激しい昔ながらの手法によって色褪せた自然な古着の風合いを生み出しています。
また最近では水素を使った褪色技術によって染料のみを炭素化させ、色が褪せていながらも、生地自体にダメージが無く、フワフワとした肉感を残す『正しい古着の状態』により近づけたモノづくりも行っています。

 

 

『ダメージ加工へのこだわり』

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染めが終われば、次はダメージ加工。方法は一般的にもよく聞く『ストーンウォッシュ』という方法。
ただREMI RELIEF、もちろん普通という訳ではありません。

ダメージの加工を施すにはドラム型の洗濯機と同じように、釜の中に石を入れて、ぐるぐると回すことで洋服にダメージを与えるのですが、
市販の100kgや200kgの釜だと大き過ぎたり、小さ過ぎたりで、理想のダメージが与えられない・・・という事でその中間である160kgの窯を別注して作ったり、
更にその釜の回転数をコントロールすることができるように改造したり、釜に入れる石を天然の軽石にこだわったりと一見他の工場と同じように見える釜も、実はREMI RELIEF。

またアイテムによって釜の回転数を変えたり、入れる石の形状を変えたりと細かな作業をすることで、通常だと難しいカットソーやTシャツへの繊細なダメージ加工ができたり、洗いすぎて本当に破れたような本物の経年変化を生み出しています。
更にそれを信用する熟練した専門の職人たちが、加工によって施されたダメージを1つ1つ手作業で細かい部分まで補修を加え、最終『REMI RELIEF』アイテムが完成します。

 

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他とは異彩を放つ雰囲気のREMI RELIEF。
ここまでの拘った手法や作業を行い、さらに手に取りやすい価格で提供するためには、なるほど、自社工場が必要となるのも納得。
あの頃憧れた、ヴィンテージ古着の風合いや質感をのそのままに、さらに今のスタイリングにも馴染むドンピシャのシルエットで、コーディネートを楽しむことができるのは『REMI RELIEF』のアイテムだけではないでしょうか。

なので、ぜひお店で実際に触れてみてください。くたっとした柔らかな生地の肌触りや一つ一つのダメージが、愛おしくなること間違いなしです。

Cotyleでは現在、最初に言った、今の気候にぴったりなTシャツ、ロンT、スウェット、パーカーを取り揃えておりますのでぜひどうぞ。

 

Cotyle REMI RELIEF